Meta Quest Pro

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Meta が販売する XR ヘッドマウントディスプレイ(HMD)

VR はもちろん AR や MR にも対応する

トラッキング用のカメラ4台に加え、カラーパススルー用のカラーカメラ1台、本体機能でそれらを合成して立体映像を生成できる

一方で深度センサーを物理的に実装されていないため、現時点ではオブジェクトの回り込みの検知能力が乏しい

また、MR状態は大まかにゴーグル外の視界を違和感なく再現できる点が素晴らしいが、解像度が著しく低くスマホの画面などは白飛びして殆ど見えないといった欠点を持つ

フェイストラッカーが同梱されており、表情のトラッキングが本体のみで行える

使用するためにはソフト側の更新や対応が必要になるのですぐ使えるものではない

専用の Meta Quest Pro コントローラーが同梱されており、コントローラー自体にもインサイドアウトトラッキング用のカメラが搭載されている。

なおコントローラーはトラッキング制御のため Snapdragon 662 を搭載しており、コントローラー1つがある意味廉価なスマホと同じようなスペックをもっている

Meta Quest Pro コントローラーは Meta Quest 2 とペアリングすることで手のトラッキング精度のみ Quest Pro と同等までに向上させられる

これまでの製品と異なり、パンケーキレンズを採用したことで、映像の鮮明さが向上し、本体の薄型に貢献した

この製品は Meta Quest 2 の後継機種ではなく、ハイエンド機種であるため価格設定が高い

Meta Quest 3 が市場投入されるまでのビジネス用、あるいはアーリーアダプタ向けの製品となる

prompt αU などの商業イベントでは Quest Pro の MR 機能を活用した展示が行われていた

価格は当初 226,800円であったが、2023年3月15日より 159,500円に価格が改定された

何れにせよホビーでの活用であれば Meta Quest 2 を購入することがおすすめされる

一方でMRや新しい機能に興味があったり、高解像度でOLEDを搭載したVRヘッドセットとしては完成度が高いのでニーズにマッチすると非常に良い塩梅のデバイスとなり得る

スペック

発売日: 2022年10月15日

SoC: Snapdragon XR2+

メモリ: 12GB

ストレージ: 256GB

ディスプレイ: OLED

解像度: 片目当たり 1800 x 1920

リフレッシュレート: 72Hz、60Hz、120Hz